真の結婚
人は、その人にとって必要なタイミングで必要な人と出会います。実は、生まれる前から魂はお互いに結婚することを約束してきているようです。とても素敵ですよね。何を学んでいくかもあらかじめ確認したうえで生まれてくるのですから、本当の自分（真我）は、しっかりとお約束の相手を見極めているようです。後先考えず、この人なんだとわかったとか、ビビっときたなどとよく言いますが、まさに運命の相手とめぐり合うのが真の結婚かもしれません。
一部の女性は、条件の良いお相手を見つけたくて、学歴はどうか、仕事は何をしているのか、魅力的な容姿、スタイル、優しさ、包容力などと条件をつけるものですね。ですが、魂が惹かれあうと、理屈ではわりきれない思いがあったりするものです。人は自然に決めてきたお相手と出会い、家庭を作り、命をつないでいくようです。当然生まれてしまうと、お約束のことや過去世のことは一切忘れて生まれてくるのですから、一から積み上げていくことになります。お約束はあっても、今世では出会うことなくすれ違ってしまったりすることもあるかもしれません。
運命の出会いをして、素敵な結婚をしたからといって、これで幸せになったわけでも、人生のゴールに達したというわけではなく、これから魂の磨きあいをするステージのスタート地点についたという感じです。ここからが二人が決めてきた課題をクリアするために、そして深い愛を知るために二人の暮らしが始まっていくわけですね。
一方、結婚したいのにまだ運命のお相手に会っていない、どうやらご縁がないという方はどうしてめぐり合えていないのでしょうか？まだタイミングではないのかもしれません。もちろん中には独身を貫き、結婚というステージ以外の、必要な事を学んでいく方もいらっしゃいます。
どんな人でも、幼少期の悲しい感情、過去の人間関係やいろんな嫌な思い、家族のしがらみなど、様々な影響から、自分に自信が持てなくなったりします。そういった影響を及ぼす不要なブロックやカルマは、今世だけでなく、過去世から引き継がれたものも多く含まれています。そういった多くの影響を受けて、自分は○○だから結婚できないかも・・・などと思い込み、後ろ向きな考え（マイナスエネルギー）に支配されてしまう方もいます。このように感じていることにすら気付かないこともあるのです。（自我が痛みを感じないように心に蓋をしてしまう。）結婚したいのにと思っていても、心の深い部分で、出来ないだろうと感じているわけです。この考えに支配されてしまうと、「強い願い」のように作用してしまい、結婚できないかもしれないという思いが、結婚できないようにと祈っていることになってしまいます。
実はこれが、この世の、宇宙の根本的な仕組みです。様々な書籍（スピリチュアル本や成功者によるハウツー本など）でもこの事実を謳っていますし、心理学や東洋哲学、物理学や脳生理学といった分野でも解明されはじめ、スピリチュアルでも同じような現象について事例を多く挙げています。最近流行った、引き寄せの法則もこれに含まれます。近代科学が、「あの世」をも解明しはじめたのですね。真っ白なシャツを着ているときに限って、こぼしたくないと思うと（フォーカス）、ソースをこぼしたりすると言えば少しわかりやすいでしょうか。こぼすイメージを全く持っていなければ、逆にこぼさず済んだりします。「意識」をどのように持つかで、目の前に起こっている事が全く変わるとしたら、意識を変えるということの重要性がわかります。意識をどのように持つかで、自分の望むように人生を変化させ、真の結婚に迷わず進んでいくことが出来るとしたら・・・クリアすべき問題に気付いて解放し、生き辛さが消えるとしたら・・・まだ知らない真実というものを知りたくなりますよね。
今、望みどおりでなく問題があると感じたなら、それはチャンスです。解放すべき問題が出てきたのですから、しっかりクリアしたいものです。その先には、大きな宝物に出会うことが出来ます。自我が今までどおりやってきた自分を守る方法（感情に蓋をする）で逃げてしまうのではなく、しっかりと感情を認めること。そうしてあげると、その感情は溶けていきます。感情を感じたことが悪いのではありません。その感情を隠し、心の奥にしまいこんでしまうと、不調和となって解決されるまで何度でも現れるのです。心の中は見えないと思っているかも知れませんが、実はしっかり宇宙（神）と繋がっているんですね。
